Jintrick.netagenda2008年07月アーカイブ → 2008年07月04日

閲覧者の視点で見たコメントあるいは言及、批判

より良い外部コメントサービスとは? (agenda)馬鹿の世界とウェブサービス、ウェブパブリッシング (agenda)の続き。

これまで、コメントサービスは第三者のウェブサービスに任せるといいよ、普通の人は罵倒や誹謗を気にする必要はないよという話をした。今回は閲覧者(読者)側の視点で考えてみる。考えてみるというと語弊があるか。いつも思っていることを書く。

読者にとってコメントやトラックバックはその記事の信憑性を判断する材料となるし、自分が気になる話題に対する野次や批判というのは単純に面白い。しかしそれらがその記事への言及の全てではないし、そして自分で探さない限り、コメントやトラックバックを実装していない記事では第三者の意見を閲覧することができない。サイト内検索機能と同じだ。

本当に閲覧者の立場に立って考えてみるならば、検索機能を提供しているサイトと提供していないサイトが混在している状況よりも、ブラウザがサイト内検索機能を提供してくれていたほうが良いに決まっている。

「サイト内検索機能」を「言及(コメント)閲覧機能」に置き換えても全く同じだということだ。

以前糞ブログで紹介したことがあったが、ブックマークレットでGoogle被リンク検索結果(これは現在役に立たない)、Yahoo被リンク検索結果、はてなブックマークの当該エントリページ、livedoorクリップの当該エントリページ、記事タイトルのGoogle検索結果その他、言及やコメントに関するリソースを一気に複数タブで開くこともできる。

javascript:(function(){with(location){ var uri = protocol + "//" + host + pathname + (search || ""); }open("http://b.hatena.ne.jp/entry/" + uri);open("http://clip.livedoor.com/page/" + uri);open("http://www.google.com/search?q=" + encodeURIComponent('"'+document.title+'"' + " -site:b.hatena.ne.jp -site:a.hatena.ne.jp -site:r.hatena.ne.jp"));open("http://search.yahoo.co.jp/search?p=link:" + uri);open("http://www.google.com/search?q=link:" + uri);})();

言及する側がそれぞれの「場」で発言する場合、閲覧者にとって非常に鬱陶しいのが、その「場」にくっついて来る余分な「パーツ」なのだ。


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公開: 2008年07月04日
カテゴリ: ユーザビリティ ,(ハイパー)リンク