Jintrick.netagenda2008年10月アーカイブ → 2008年10月02日

Re: フォント(TexTsiTe)

なんか今日ドメインからしてユーザビリティの専門「っぽい」サイトを閲覧したのだが、CSSファイルを11、JSファイルを13も使っていて、表示されるまでいちいち時間がかかってイライラしっぱなし。光のように速く表示されるサイトというのは、それだけで様々なリンクを辿ってもらえる可能性が高くなる。主観的満足度も無条件に高くなるし、その他の多くのパラメータにも好影響を与える。だからウェブユーザビリティにおいて速度は最も重視されるべき要素なのに。


で、気を取り直して巡回先をまわってみたら反論できない突っ込みを見つけたので、記事を変更。フォントの話題。

フォントの事に関して言えば「agenda」 の本文フォントもメイリオになってるようで、俺の環境では文字が潰れてしまって実は前々から読みにくいと感じていた。

フォント(TexTsiTe)より

本当は、本文にfont-familyを指定したくない。というかfont-familyの指定なんてfont-size: 90%と同程度に意味不明だと思っている。確かスタイルシートを書いた当時、ブラウザのデフォルトのフォントをMS PゴシックとかにしているWindowsユーザが気の毒で、涙をのんでメイリオを指定していたのが実情。

今思えば大きなお世話だし、font-familyの指定を消してみた。一部の人には迷惑だったと思う。


ちなみに私自身は、ウェブページ側が指定したfont-familyは可能なかぎり無視している。自分の環境で読みやすいフォントにするだけで、読むスピードが違ってくる。これはでかい。時は金なりだよ。だから新しいブラウザを導入したとき、まず最初に試すのがこれ。ブラウザの設定でできることもしばしばあるし、ユーザースタイルシートも1行でOK。たまに狭い固定枠にinput要素を置いているフローズンレイアウトのアホサイトが崩れるとかASCIIアートが意味不明になるとかはあるが、それ以外font-familyの強制変更はほとんど何の問題も起こさない。でも最近は本当に楽になったよなー。何年か前はブラウザも不親切だったし、ウェブ上には本文がp要素としてマークアップされていない文書がゴロゴロしていて、ユーザースタイルシートをガチガチに書かなきゃフォント程度でもどうしようもなかったんだよ。


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公開: 2008年10月02日
カテゴリ: CSS ,ユーザビリティ ,意見交換, 批判等