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2013 夏

2 June 2013

  1. Prev:
  2. 不合理ゆえに我信ず: 若者がおかれている状況と「痛いキャラ」をめぐる考察
  3. いや、これは先進国が21世紀青年化してるということだろう。自分が「難しい」と感じる話題にストレスを感じるのは誰でもそうだが、その閾値がどんどん下がってきていて、もはや政治・経済程度でも難しくてうざくて仕方がなく、それらを楽しそうに語ることができるのはビン底眼鏡をかけたガリ勉君か変わり者だけになってしまった、ということなのではないだろうか。
  4. 俺は電車の中で宿題の微分方程式を解いていたらキチガイ扱いされたことがある。それも大学の教授にだ。

8 June 2013

  1. 「ドラクエ6」が本当に目指したもの(1)バーバラと竜: かのろぐ(Kanohlogue)
  2. これだけの記事をただで読ませてもらえて満足。
  3. ドラクエ6は、自分の中ではいまだに評価が低い。この手のゲームとして考えると、転職システムを崩壊させた一つの歴史でしかない。ただ、俺はこのゲームを買い直したことがある。一度クリア後、クソゲ判定して売ってしまったのだが、2年後くらいに、あの不思議な世界観を思い出してどうしても遊んでみたくなったからだ。リソースを管理する「ゲーム」としては終わっていたにも関わらず、そしてモンスターデザインも糞みたいなレベルに堕落したにもかかわらず、ノベルゲー的な魅力のみで買い直させられた、あの屈辱は忘れられない。
  4. 上記記事を読むと色々と腑に落ちるところがあるし、饒舌に語らないことの大切さは再認識させられた。
  5. しかし俺がいつも考えることはこうだ。現実はどうかという点に尽きる。つまり「ドラクエ」とは、なんだったか。モンスターたちを暴力で排除することにより経験値をためて自分たちをレベルアップさせ、お金をためて武具を買って強くなる。そんなことを繰り返して楽しむゲームではなかったか。少なくともそういう要素がエンターテイメントの重要な位置を占め、子どもたちを喜ばせている。一方で、饒舌に正義や道徳や愛を語る。そこに違和感を覚えなければ、とんだ感覚麻痺だ。だから下手に語らず、暴力の動機付けだけをしっかり与えてくれればいい。コンシューマRPGの「シナリオ」に求められるのは、そんな程度のことだ、と。
  6. だがやはり、語られずとも世界はしっかり作りこまれていなければならない。それはエンターテイメントでも同じ事なのだな、と。
  7. ドル円が下落して大騒ぎになっているようだが、この程度で暴落とは言わないだろう。俺は78円台でロングしているが、小さな調整としか考えていない。アメリカの経済にも依存するのだが、まだまだ手仕舞いする気にはならないよ。日本の中央銀行の信認という観点では、為政者とともに地に落ちているもの。

26 June 2013

  1. ネットで人を叩く時は相手が自殺する可能性を考えましょう - Hagex-day info
  2. 他人のドメインを借りて、匿名性の高い一言メディアで糞みたいな悪口をぼそっと呟く。それが何百何千と連なっていく。
  3. てめえのドメインでやれよ烏合の衆共。

1 July 2013

  1. アーケードでは苦手だったコラムスでレベル60突破。あとはもう集中力が持続するかどうかという問題。囲碁でいう空き三角みたいな「愚形」と、ある程度積み上がっても連鎖可能な「好形」が分かってきた時点で一気に上達した。

21 July 2013

  1. 夜明け頃近所の森にバナナトラップを仕掛けに行ったら車が4、5台止まっていて、子供の声が。親が車で連れてきて虫を捕りにきたらしい。あの狭いカブトムシの森にあんだけ大量にきたらもう乱獲といっていい。子供らだけでくるなら分かるのだが、大人のメソッドを使われると腹立つ。早朝でも何の苦労もなく車で来て、お手軽に捕ってお手軽に帰っていくわけだ。お前ら一体誰に聞いてどこから来た。
  2. 俺はそう早くない朝に子どもと行って集まった甲虫を撮影したいだけなんだが、トラップ自体が荒らされそうで嫌な気分。

23 July 2013

  1. 参院選とかドッチラケで、投票用紙はつまんで捨てた。
  2. やまもとたろうとかわたみとかが当選したという話を聞いたところで、さすがに笑いがこみ上げてきた。
  3. 政治不信というよりも、日本国民が馬鹿すぎて、もうついていけないというか。
  4. なんだか最近ヘイトサイトみたいになってるな。文字だけ読みかえすと相当心が病んでそう。
  5. でもまあ現実は結構元気です。最近鈴木光司のエッジを借りました。
  6. プロローグに出てくる夫ハンス(ドイツ人)、その妻クラウディア。マンですか。

11 August 2013

  1. lain 02まで観終わったところで気づいた。やっぱり俺は、相当深刻な違和感を抱えている。多分それは ネットワークに関してだと思う。
  2. 「何故?」という根源的で深刻な謎とはまた別ではあるが、同じくらい単純な違和感だ。だからこの違和感に共鳴可能なソフトウェアに、無条件で惹かれ続けるらしい。
  3. 多分誰でも夜中寝付けないときに考えたことがあると思う。もしも明日の朝、自分の体が他人の体になっていたらどうなるのか。
  4. 20年前から変わらぬ持論はこうだ。もしもその朝が来たとしても、記憶は自分のものではなく、他人のものだから、昨日自分だったことは忘れてしまっていて、何の疑問もなく、その「他人」として自分を生きていくことになるだろう、と。
  5. さて、そうすると謎なのが、「自分」とは何か、だ。恐ろしいほどに謎だ。何故恐ろしいかというと、それはイメージとして抱かれている「自分」という存在、そんなものは真実ではなく、再定義が必要になってくるからだ。「自分」という記号に対して漠然と描かれている像というのは、もろくも破壊され、恐らく非人間的なだけでなく、生命そのものをも侮辱する概念に置き変わってしまうだろう。くだらないので詳述しないが、これは通念上の「自分」とはかけ離れており、演繹を間違えている証拠だ。そこに気づくことが出来れば、「自分」はコンテクストで考える必要があることがすぐに分かる。即ち「自分」なるものは、現象との関わりの中で初めて認識されるのであるとすれば、客観的に様々な自分を発見することができるというわけだ。そうした様々な自分を、様々な関係性の総体として認識したりもできる。
  6. あまりにも端折っているが、何度も何度も、繰り返し現れるこのゴーストを、何べん同じ論理で撃退したかわからない。だから俺にとってこの問題は、書き起こす気にはならない類の、語るのもうんざりするくらい繰り返される日常の一部と同じである。
  7. そして、何故このゴーストは繰り返し現れて俺を苦しめるのかといえば、違和感を感じているからだ。
  8. 何に?自分に。
  9. 精一杯賢明に考えると、俺は世との関わり方を、何か間違えているということだ。この違和感はそれを警告している、と観ていい。
  10. 低学歴の世界とかについて考えるのが流行っているようだ。
  11. 単に学校に行けなかったり、敢えて行かなかったり、教育者に出会えなかったりした、恐ろしいほど潜在能力を秘めた人々というのはその「低学歴の世界」にもいて、何らかの才能を無駄に浪費してくすぶっていたりするものだ。学歴なんてものにすがって自分の存在を確認しようともがいている人々には、彼らの姿が見えていない。
  12. レッテルを貼るというのは、考えるのをやめることと全くの同義だ。つまり、自分の頭で考えてその人の評価をするのが面倒くさいのかその能力に欠けているから、単純明快な脳内統計学に頼るわけだ。
  13. だが実際世の人々はそんな秩序だった存在ではなく、混沌としている。
  14. ほら、こうやって俺は、鞘に収まろうとしないのだ。普通の人は、自分の存在を確認するため、右だ左だ、低学歴だ高学歴だといっては居心地の良い「場所」に居座ろうとする。
  15. 俺には行き場がない。

17 August 2013

  1. ユーザーエクスペリエンスなるものが極まった世界を想像してみよう。
  2. 確かに住みたくなる世界だが、脳が退化しそうだ。

25 August 2013

  1. 検索対象の評判に胡散臭さを感じた時に使う、名づけて「そんなに検索」。
  2. 「スウェーデン そんなに」
  3. 「半沢 そんなに」
  4. Next:
己自身を知れ