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日常の屁理屈(を記す、略して日記)@ 8月29日
ほかにもいろいろと意味があると思うのだが、引越のもっとも大きな意味は「読者を煙にまく」ということではなかろうかと思う今日この頃である。
url Property (DOMDocument)
あるDOM Elementを参照渡ししたとき、Element.ownerDocument.url でそのElementの(XSLTのデータモデルでいう)Base URIを参照できる。つまりXML文書のURLが入っているMS独自拡張プロパティ(read only)。これに相当するものをDOM Level2の仕様書で幾ら探しても見つからない。嘘だろう?
Re好かれる(朝顔日記)へのリアクション

これを読んで考えたこと。

何でも日記で扱う必要はないのであって、資料的な価値の高いものはまとまった文書として公開した方が良いと思います。

サイトポリシーを「日記」に書いて、「なびげーしょんばー」の「サイトポリシー」でその日記記事を参照しているようなサイトも海外には沢山ある。日記であるかどうかが問題ではなく、再利用できる質になっているかどうかが問題。日々記すから日記だ、と言う人もあるが、自分の書く文章を「日記」という枠にくくってしまうと、どうもその質に対して無関心になる傾向があるのではないかと思っている。それゆえ日本ではそのような再利用が少ないのではないか。

後述の見せ方の問題と絡みますが、商用サイトや公共サイトとの違いに着目するなら、個人サイトでは閲覧者の利用の仕方が大きく違っているはずで、以前申し上げたように、日記のページがトップページ(というか、実質的なサイトの顔)の役割を担っていることがずっと重要だと思います。ある公開アンテナからある日記に初めてアクセスしたときは、そのサイトで取り扱っているテーマなどを素早く把握できると良いなあと思うことが多くあります。日記の話題が、サイトの扱っているテーマを主なものとしていれば、そのサイトの内容が素早く把握できます。

いつも読んでくれている常連の読者にとってはどうか。毎回、日記以外の余分な要素がレンダリングされるのは私は御免だ。サイトの内容を把握したいと考えたなら、その前にまず日記の内容を読むはずであり、日記の内容を読めばその著者の関心を理解できることは多い。それでも尚テーマが不明な場合に限り、サイトの表紙を参照すれば済むこと。ゆえに私は日記と表紙が一体になっていることが重要だとは思わないが、新規読者を獲得することを第一に考えるなら確かに重要かもしれない。

はてなダイアリー - XSLT
「「XSLT」を含む日記」を一通り眺めてみた。「できない、分からない」といったような内容が散見されるが、そういう記事を見てもちっとも面白くない。そういうことをわざわざ書いてわざわざ公開する人に限って、理解した内容は公開しない。ツッコミビリティという言葉があるが、最も重要な「ツッコミビリティ」は掲示板でもコメント機能でもTrackbackでもなく、記事を公開することだ。「日記」なんだからどうでも良いだろうって? そう。それが言いたかった。どうでも良いがゆえに、日記 sucks。日記 considered harmful。即ちどうでもよくない日記には当てはまらない。……と、自称相対主義者が顔を真っ赤にして怒り出しそうなことを書いてみる。

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公開: 2003年08月30日
カテゴリ: misc