Jintrick.netagenda2002年09月アーカイブ → 2002年09月22日

slashdotのRSSもじゅーる

My「RSS aggregator」のXSLTに、slashdot.orgのRSSモジュールを解釈させようと思ったのだけど:

http://slashdot.jp/slashdot.rdf (英語)より

例えばこれは、その親のrss:item要素がセキュリティに関する話題であることを示しているらしいことは想像がつくものの、その「セキュリティ」関連記事のアーカイブのURIがどこにも示されていないので、そんなものを知る由もない外部User Agentにとっては概ね無意味かと。まあ見出し自体が意味不明の場合には、例えば「やばいんじゃないの?これ」とかいう無意味な見出しであったなら、「セキュリティ」などとジャンルを示す要素が必要だけれど。そうではないわけだから。

とはいえ、slash:sectionがどういった要素であるかハッキリしないので、とりあえず、slashで修飾されている名前空間のURI (英語)(http://slashcode.com/rss/1.0/modules/Slash/)を開いてみた。

「Example」というセクションで例が示されているものの、結局のところ何の要素であるかは不明。しかも、「Namespace Declarations」はこのように明示されていた:

……名前空間違うぞ。

リダイレクトされるURLは同じだけどな。わらい。

わらい。と書いただけでは批判にならんので一応以下。

slashdot.orgは一体何のためにこのモジュールを公開しているだろう。この公開されている定義に従って名前空間の接頭辞「slash」を定義したとして、実際のスラッシュドット・ジャパンとかRSSの「slash:section要素」にはマッチし得ないのだけど。名前空間が違うから。

仮にこのモジュールの利用者がスラッシュドット以外に居たとして(仮にです)、User Agentは名前空間を2つ定義しなければならない。例:

接頭辞はslashだろうがflashだろうが何でもいいのだけど、とにかく二つ用意する必要が。

実際には利用者などいそうにないから、実害はないのだろうけれど。利用者がいようがいまいが、とりあえず折角のPURL (英語)が無意味になってしまっていることは確か。しかし、突然変更されるような気がする(謎)、後者のslashcode.comドメインのURIは使いたくない。と。まあ勿体無いとしか言いようがない。


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公開: 2002年09月22日
カテゴリ: 意見交換, 批判等