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古瀬幸広のoff sideを読んで

それだけではない。多くの企業が、せっかく作ったインパクサイトを12月31日でクローズし、廃棄 処分にしてしまう。最後は公園になってしまった大阪万博と同じだ。サイトをフリーズして、ずっと 記念として残しておいてもいいのに、と思うのだが、聞くと「税金の関係で、資産を処分してしまう必要がある」のだという。

古瀬幸広のoff side 2001, No.37(しかし文化遺産は残らず) より

死して尚、WWWを撒き散らすインパク。

企業のウェブページ全体にいえることだが、どうも「子供向け」のコンテンツが少ない気がする。小学生向けや中学生向けのコンテンツがもっとあってもいいだろう。たとえば乾電池の仕組みを学校で習った子供が、googleなどで検索すると、乾電池メーカーがつくった子ども向けサイトにたどりつく、というようなことがもっとあってほしいと思う。

古瀬幸広のoff side 2001, No.37(余談) より

これには異論がある。WWWに圧倒的に不足しているのは、「お年寄り向け」のコンテンツだ。新しい文化の創造期に、子供は要らない。子供は、WWWをおもちゃにしか使わないし、飽きたらポイっと捨てる。「残す」ということを知らないのが子供だ。残らないものは文化にはならない。


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公開: 2002年01月19日
カテゴリ: 意見交換, 批判等