ある要素がさまざまなインターフェースにおいて、どんな挙動で表現するか、
なども判断の一つでしょう。
リンクとコメントを異なる要素するならば、
ある要素だけ抜き出す UA で一覧が生成できるでしょうし、
コメントを隠して置いてリンクにポインタを当てるとコメントが出る、
とかいったスクリプトも実装しやすくなるでしょう。
検索エンジンなら、 H1 要素や DT 要素などは重要な語句であると判断し、
それによって検索結果表示の順序を決定するかもしれません。
また、多くのブラウザのデフォルトの見栄えでは、
DD 要素の左部がインデントされるので、
スタイルシートが適用されなくてもそれなりに読みやすくなるでしょうし。
引用元 定義リストの使い道@WEB相談室 カヅサツ氏の投稿[WriteDate : Wed Jul 25 17:29:38 2001] より
なるほど。定義型リストに限らず、要素を明示しておくと色々な利点があるものです。そのアイデアは早速、試験的に実装してみたいです。idもclassも何もつけずに。
dtの次に出現する要素ってのを参照できるかどうかが問題。自然言語的に適切なマークアップ
の具体的な利益や如何に。ってこれはあまり関係ないかも。
ちなみに、dfn要素を「被説明要素」と解釈して、こんなのを考えてみたけれど、なんだか美しくない。でもliの中に更にdlを入れるくらいなら、自分ならこうしたろうと思います。
<ul> <li> <dfn><a href="foo.html">サイト名</a></dfn> <p>サイトの説明</p> </li> <li> <dfn><a href="foo.html">サイト名</a></dfn> <p>サイトの説明</p> </li> </ul>
どちらにしろこういうのをul,liでやろうとすると、定義リストの存在意義があやふやになってしまいます。そもそも、dl要素の中にはdtかdd要素しかないし、登場順序もある程度決まっているのだから、対の関係はデータ的に自明なんじゃないかと思う今日この頃。
というわけで、私もカヅサツさんと同じく、説明つきのリンク集はdl,dt,ddのみでマークアップします。説明をつけていないリンク集でも「いつか付けるかも」ということでdd要素の出現しないdl要素にしてしまっていますが。