>私が「セマンティックウェブからはかけ離れている」 >といったのは、UserLandというサイト自身のHTMLのマークアップのことで >RSSのことではありません。 これはどういう意味・意図で言ってるんでしょうか? HTMLのマークアップの上にセマンティックウェブがあるという事ですか?
違います。そのような誤解や、特に曲解に備えて「論理マークアップを放棄している」と既に言い換えた筈ですが。何故そこをちょん切って引用しますか。別に拘りませんけど。
人間が読める事に主眼があるHTMLは 機械が理解可能なものではないでしょう
「人間が読めることに主眼があるHTML」って何のことでしょう。とても気になります。機械が理解可能なものではない、というのはある意味同意ですが、それは他のXML応用言語にも言えることです。
HTMLは、メディア非依存性が重要だし、一般的な文書を構成する上位の概念(見出し等の一般的な要素)を大まかに示す言語で、なによりハイパーリンクを明示できることが最も重要であると考えています。「人間が読めるようにする」のは実装の話でしょう。ブラウザの実装とか内蔵するスタイルシートとか。
HTMLはそれ(機械が理解可能)を目指す為の段階的プロセスの1つに過ぎず セマンティックウェブはHTMLではなくて 機械で判別できるもの(たとえばXML)の上に成り立つものであって
HTMLは機械で判別できますが。
分かり易そうな例でいうなら、検索エンジンはtitle要素を引っ張ってリスト化するし、ロボットはa要素等を見てリンクを辿るし、見出し要素を見てキーワードの重要性を判断することもあるそうです。知りませんが。
因みに、セマンティックウェブがHTMLの上に成り立つものであると、私は書いていません。
HTMLのマークアップのことを 「セマンティックウェブからはかけ離れている という言い方はナンセンスなんじゃないですか。
物理マークアップは、セマンティックウェブからはかけ離れています。データの意味を明示する方向にあるRDF/XMLやOWL等々に対して、論理的意味を無視して要素の表示方式を示そうとするのが物理マークアップですから、両者のベクトルは反対を向いています。 しかし抽象的過ぎるので、私は言い換えてみたわけですが。
「FAQ」に予め答えておきますが、セマンティックウェブが良いものであるかどうかについて話す気はありません。しかし具体的な話なら喜んで。
>ともかく、彼はまっとうな批判に全く耳を貸さなかった とありますけど その耳を貸さなかった「まっとうな批判」ってなんすか? 彼がUserLandという企業のCEOを降りて Harvardに行った第一の要因 ※1 はそこにあると思いますが ※1 : 人格批判
随分な勘違いをされた挙句、嫌味まで述べてくれたようですが、あれは去年の9月の記事であって、その「人格批判」云々のゴシップ話が持ち上がるよりも前に書きました。