Jintrick.netagenda2003年01月アーカイブ → 2003年01月04日

マークアップの修正、他

年始に行った文書構造やマークアップの修正等をメモしておきます。

闇黒日記(平成14年3月3日)の記事を参考にして、フッタに見出しをつけました。例:

<h3>Foot note</h3>
<address>この記事のURI : <span class="uri">http://foo.com/bar.html#baz</span></address>

div要素 タグを全て取り払った時に、文書構造的に妥当であるかという点を反省してみました。div要素を取り払ったら何も残りませんて。苦笑。

見た目的にはCSSにてフッタであること事を分かり易くしているつもりなので、これらの見出しにはdisplay:noneを指定しています。CSSをオフにすると、フッタであることが分かりづらくなると同時に、フッタであることを示す見出しが登場すると言う寸法です。

foo, bar, bazの次

ここで脱線します。foo bar bazのが気になって仕方なくなってしまいました。調べたところどうもbuzを使っている人が多いようです。ではその次は……5つ目6つ目があったらどうすればよいのでしょうか。

[Tutor] what is foo bar? (英語)という質問を経由して、The New Hacker's Dictionary (英語)を見つけました。

foo, bar, bazのようなものをmetasyntactic variable (英語)というのだそうで、メタ構文変数? という意味なのでしょうか、良く分かりませんが、ともかく色々なバリエーションがあるようです。で、ざっと見る限り、この変数が幾つあっても恐れずに済むのがこのパターンです:

これで安心して眠ることが出来ます。quxはkwuhksと発音するのだそうです。ところでbuzはどこですか?

ヌルかナルか

また気になることを思い出してしまいました。どうして日本(特にウェブ上)では、nullをヌルと言うのでしょうか。ナルと呼んでいた私はちょっとショックでした。ヌルって妙に不愉快なのですが。

「ヌル ナル」で検索すると恐ろしい罠が……(以下略)。

気を取り直して「ヌル、ナル、null」で検索しました。今度は成功です。情報処理用語正誤表を見つけました。ナルと書いてもほとんど無駄な抵抗に近いのだそうです。

これも想像に過ぎないが、 null を最初に「ヌル」と書いた日本人は、ドイツ語のことが頭にあったのではなかろうか。ドイツ語にも null という語があり、英語の null とは同語源である。そしてそれは「ヌル」のように発音される。おそらく、そのことが頭にあって null を「ヌル」とカタカナ表記したものであろう。われわれは今後「ヌル」という語を使うとき、その起源がドイツ語にあることに思いを致さねばなるまい。

情報処理用語正誤表 より

そうなのかも知れませんが、やはり「ヌル」はどうしても嫌なのです。

変な発音というのは情報処理用語正誤表以外にも沢山あります。嫌なことを思い出しました。「ポジティブ」です。この発音は日本人の私には染み付いているんですよ。忘れやしません。某ネイティブにしつこく聞きなおされた挙句:

この野郎、と内心思いました。ジェスチャーは余計です。

ちなみに「パズティブ」の「ズ」と「ブ」は破擦音で、実際には母音は発音されません。「ブ」の母音を発音しなかったとしても微妙に違う気がします。というか、「ブ」の母音を発音しない場合、それは破裂音になりますから、やっぱり違うのです。追求するとキリがありませんが、兎も角「ポジティブ」は伝わらない(あるいは伝わらないフリをされる)とういことです。伝わらないフリをするのは日本語を良く知っている人で、わざとらしいのが特徴です。


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公開: 2003年01月04日
カテゴリ: HTML ,misc