何かを検索していて見つけた文章。
というわけで昨日「カンマとピリオドはとみづらい」という旨のメールを1通いただきましたので、「、」と「。」に戻すことにしました。
●1匹見たら100匹いる 2002.5.2(http://www.swany.ne.jp/minba/h/0205.html)より
というわけで
、メールした方を虫に喩えてしまっているわけだ。無意識は恐ろしい。何か作る人間の態度としては、まあ忌避すべきものの一つだとは思う。「ディレクトリを掘って」みると、次のサイトが出てきた。
随分色々と「ホームページ」が作られているようだが、ほとんどのホームページは一面真っ白で何も読めなかった。画像を非表示にしていた為らしい。img要素にalt属性をつけるのは、そんなに面倒なものか。
しかし、alt属性を付けてもらいたいとか思っているわけではない。個人的には、いつまでも間違ったHTML文書を作り続ければいいと思っている。何故ならそれはHTMLではないのだし、HTMLである必要もないからだ。「画像が表示でき、解像度の高いディスプレイで、JavaScriptが機能する」そういった限られた特定の環境に特化したホームページを公開できれば良いのなら、何もHTMLを使う必要はない。間違ったHTML(何と呼ぶかはわからないがHTMLではない何か)でも構わない。ただ、まともなHTMLを使って意識的にデザインすれば、より多くの人に伝えられる、つまりベターな方法があるというだけだ。
問題は、無意識であるということ(プロなら尚更)。
間違っていることを意識しないのが問題だ。意識しないとどうなるか。こういうコンテンツを作ってしまう。
環境に依存せず、文書内各要素の構造上の意味を伝えるはずのHTMLが、無残に捩じ曲げられて伝えられてゆく。
「HTMLの小わざ集」も酷い。