Jintrick.netagenda2002年04月アーカイブ → 2002年04月25日

反撃くる

長文が来たです。ミネソタから。

以前までの流れはこのようになっています。

  1. アクセシブルでない (agenda)
  2. 問うか問われるか (agenda)

海外の個人CSSユーザーが、アクセシビリティ、ユーザビリティ周辺についてどのような考えを持っているか、その一端に触れました。

まず、<a class="within" href="#" onclick="popupImage()">this</a>。このthisは、アンカーテキストではないのだそうです。ではなんでしょう。聞いてみたいところですが、直後に "This" is the most likely word english-speaking people would use as the link、といっています。word used as a link、そういうものを私はアンカーテキスト(anchor text)と呼んでみたわけですが、意味が違うのかも知れません。

スクリプトオフの場合、画像(CSSを適用した際のサイトの画像)を見ることができませんが、それはユーザーにとって重要ではないのだそうです。どうして見ず知らずの他人のことが分かるのか。というか、面倒臭がって「明らかにベターな例」を提示するのを怠ったのは失敗でした。

最後に、なぜ、ページの最上部の「ウェブの規格に準拠したブラウザの使用を推奨するメッセージ」が、h2要素としてマークアップされているのかについて。これに関しては、興味深い「説明」を頂きました。なんと、CSS非対応環境のユーザーにfontタグを使用せずともボールド&ラージなテキストを提供するためなのだそうです。

しかし、彼女はXHTML Transitionalを選択しています。後方互換性のために間違ったマークアップをするくらいならfontタグ等を使った方が良いのですが、要するに海外では、固定観念的にfontタグをタブー視しているだけなのではないか、という疑問が生じました。

他、このサイト(名前とか)について、いちゃもんというか「アドバイス」を頂きました。Personalの方が良いそうです。でも、personnelは英語の方じゃないので的外れ。idees personneles


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公開: 2002年04月25日
カテゴリ: 意見交換, 批判等