次に機械処理について。<p>とか<br>とかを文法的に正しく使い分けて、機械処理についてどれだけの、どんなメリットが生じるだろうか?
2001/11/14(bでも十分上にソートされるはず日記/2001/11b) より
とりあえず思い浮かんだものを。
機械処理というか全部見栄えに関するものですが、これだけでも十分使い分けるメリットが。使い分けないメリットが無い以上、使い分けます。段落なんだから、paragraphを意味するpでマークアップ。分かりやすいというのもメリットです。
.Agenda p:after{ content:"(間違ってたらすみません)"; } .Agenda blockquote p:after{ content:""; } /* こういう文句は見栄えであるという立場 */ /* Mozillaで実際表示してみると結構笑える */
余談ですが、BRによる強制改行は不要である。という主張も存在し、それには主に2つの理由があります。それぞれは、BRの2つの使い方に対応しています。
1の用い方は悪しき方法であると断言できます。理由は多くの方が述べていらっしゃいますが、その中の1つに好ましいHTML文書を書くための方法と考え方があります。
2の用い方。これは、文書公開の目的如何で是非が分かれます。形式段落については、文書の骨格となる基本要素 -- ごく簡単なHTMLの説明に否定的な意見があります。私も、良い文章を公開したいという目的意識があるという前提で、この主張に同意しています。というのも、段落というのはそれ自体で一個の主張となる塊である一方、BRによる改行を必要とする主張は前後のつながりがそれほど重要でない単なる「感想文」「独り言」あるいは「事実解説」に終始してしまいがちだからです。
「だと思う。」あるいは「である。」ここで毎度改行が必要と感じるのは、「ならば」「なぜならば」が抜けた文章を書く人の兆候だと思っています。そしてそのような衝動に駆られたときこそ、自分の文章構成を見つめなおす機会です。私はこの欲求をそのように消化しています。