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頭痛との付き合い方

私は子供の頃から酷い頭痛持ちで、こいつとの付き合い方は誰よりも知っているつもり。

人間、幸せを感じることが出来るのは、苦痛があるからであって、苦痛も不幸も何も無ければ、徐々に日々が平凡になってゆくに決まっているのだが、誰も苦痛とは付き合いたがらない。まあ、それはそうだ。

さて、昼寝か何かして頭痛になったとしたら、これはラッキーである。肩を揉んでみたり、首を回してみたりして足掻けるだけ足掻き、苦しむだけ苦しむのだ。とことんまで気分が落ち込んだなら、風呂に入る。全身に刺激を与えると風呂上りの爽快感と共に頭痛が治まることがあるのだ。これで直らないほど酷い頭痛なら、これはもう幸福が約束されたに等しい。死にたくなる直前まで気分を落ち込ませると良い。

本当に死にたくなってしまったらまずいので、限界を感じたら頭痛薬(※)を飲む。

しばらくすると痛みが引いてゆくのをありありと感じることが出来る。快感である。このあと、散々悩み苦しんだ頭痛の「余韻」が30分から1時間は続くが、これがまた適度な余韻で実に気持ちがいい。我慢した時間が長ければ長いほど、この余韻もまた長く続く。そして、解放感に浸りつつ一番のお気に入りタバコを、味わいながら一本吸うのである。

(※)中新薬業(株)の「オピス錠」がお勧め


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公開: 2001年08月10日
カテゴリ: misc